30万円で中古の軽を買った男が語る「週末利用の自動車選び」

この記事を書く目的

最近マイカーを買ったので、その決断に至ったきっかけ、選んだ車種の根拠をまとめておこうかと。車を買おうか迷っている、どんな車種がいいのか悩んでいる人のヒントになれば嬉しいです。

著者の簡単な属性と状況

アラサー男、東京勤務、郊外の賃貸アパートで奥さんと2人暮らし。通勤は電車だけど、趣味の旅行やキャンプといった用途で主に週末にクルマを利用

「クルマを所有しない時代」にあえて自家用車を買った経緯

若者のクルマ離れ、とか言われている時代ですよね。厳密に言うと、クルマの所有離れ。カーシェアや、カーリース(天下のトヨタはじめ、メーカーも提供せざるを得ない状況です)の普及が大きな理由としてあるでしょう。クルマを所有するネックとなるのは維持費であり、維持費を分解していくと、駐車場代、保険、メンテナンス代(車検含む)、自動車税と大きく分かれるでしょうか。駐車場代については、都心か郊外か地方か、地域差が大きいので、特に「家借りられるんじゃね?」というレベルで費用が発生する都心では、カーリス等が賢い選択だとされています。

筆者の場合で言うと、クルマを買う以前は、一時期はタイムズカーシェア、その後あまり使わなくなった時もあったので、ニコニコレンタカーを借りながらのカーライフでした。今回買おうかなと思ったきっかけは色々あるのですが、「新型コロナウイルスの流行により、非接触で過ごすことが求められる世の中になったこと」は結構大きいかと振り返ります。コロナ以前からではありますがキャンプにはまり、ドアトゥードアの移動手段としてクルマがあるとありがたいと思ったこと、郊外のためクルマがあると行動範囲が広がること、、、これまでなら東京で買い物したり飲み歩いたりみたいな遊び方で十分だったのですが、このニューノーマルに乗じてクルマを手に入れてみようかなと。

まずは維持費をざっくり概算

ここで論点になるのが、やはり前述したコスト面。筆者は、維持費、購入費を概算し、レンタカーを使い続けた場合と比較しました。まず維持費は、かなりざっくりですが、駐車場月1万、任意保険年間5万、メンテナンス代2年で10万、軽自動車税年間1万円、すべて年間だと23万ほど。購入費については、予算30万円としました(詳しくは、車探しのパートで後述しますが少なめです笑)。3年は乗るとすれば、予定購入費用を÷3すると10万、維持費とあわせるとクルマにかかる費用は33万円となります。月あたり2万7500円です。対するレンタカーについては、24時間借りて5000円という設定で概算してみます。土曜日の昼前に借りて、キャンプして、日曜日の昼前に返すみたいな感じで毎週末(実際にはこんなに行かないです笑)で月4回。2万円ですね。格安レンタカーの場合ではありますし、泊まりで24時間レンタルだと余裕はないのですが、単純にコストで言えば7500円ほどレンタカー生活の方がお得とわかります。と、こんな具合に、かなりざっくり見積もりました。維持費についてはネット調べればすぐ出てきますし、あとは自分のライフスタイルと照らし合わせれば簡単に概算できるので、これはおすすめですね。厳密に言うと、ガソリン代も入ってくるんですが、これはマイカーでもレンタカーでも同じなので省略。

さて、7500円損するにも関わらず、購入の決断をしたのは、これを誤差とみたからです。それは、所有することが生活に潤いをもたらしてくれるだろうという投資。借りるハードルがなくなることによる身軽さ(積極的に出かけられる)、なんだかんだ発生する数十分レベルの利用(大荷物の買い物とか)に対応しやすいといったことです。あとはキャンプ用品積んでおける(つまりは、家の中のモノが少なくなる)、所有の喜び(物欲的な、、、まあ自分のものとなれば愛着がわいてかわいがると思うので!)といった点も考慮しました。コスト概算とメリット整理による総合的な判断で、クルマを買うという判断になりました!

自分の中では一大プロジェクト? そのプロセス

クルマは言わずもがな大きな買い物です。人によってはうん百万、自分の場合は数十万でしたが、それでも普段している買い物とはケタ違い。なので、意志決定のプロセスについても、しっかり考えなければなりません。

基本的にクルマを買うといったら、「1.情報収集 2.予算を決める、3.車種や条件を絞る 4.探す 5.買う」といった感じ。情報収集しながら自分に必要なスペック、その相場感をつかみ、ほしいクルマを決める。新車であれば具体的な名前やグレード、中古車であれば複数の候補だったり、条件で決めていく感じです。その後、お店に足を運んで買うという感じですね。自分もそうですが、中古車の場合は、ネットで調べて探すという4のプロセスも長いです。

用途は立ち返るものになるので言葉にしておく

おさらいになりますが、筆者の場合、「乗るのは1人か2人」「積載する荷物としてたまにキャンプ用品(といってもソロ用が基本)」「週末に乗るのがメイン」といった用途になります。実際に色々な情報に触れ始めると、「これかっこいいなあ」「この機能もあったらいいかも!」となりがちなので、立ち返るものとして最初に用途を明確にしておきました。具体的な車両を見たりすると、後から「やっぱ、こういうのがいいな」となるのは大いにあり得るのですが、それらのメリットを用途と照らし合わせて冷静に判断するために「明文化」は必要になってきます。

乗れればいいと割り切るのか、こだわるのかのバランス

用途が固まれば、いよいよ車探し。人によっては、確固たるこだわり、目当ての車種が決まっているかもしれません。そういう場合の方がプロセスはシンプルになりますよね。自分のケースを話すと、特になかったので、情報収集を念入りにしました。

カーセンサーやグーネット、YouTube、レビューサイト、オーナーのブログ、、、などを駆使してネットサーフィンの日々です。これは結構楽しいもんですよ。買い物って、結局決めているときが楽しかったりしますよね。これをやっていると、自分の中で基準ができてきます。YouTubeなんかは情報量も多く、動画で内外装や走りの感じをチェックできるのがいいですよね。

基本的に自分の立場は、「乗れればいい」というものですが、これだとすべてのクルマが基本的にあてはまってしまうので、「好みのデザインである」「走行性能」「安全性」「燃費性能」「メンテナンスフリー」あたりはキーワードにしました(何やかんやで色々気にしてはいますw)。こういった軸になるキーワードを決めるのが、最初の情報収集の目的だったりします。

まあ、これらは、どのメーカーも力入れているところで結構一般的かなと。デザインに関しては、定性的なものなので、もっとも難しいと思います。自分にとっては、一言で言えば「クセのない」デザイン。いかつかったり、かわいすぎたりするのは悪目立ちしそうで嫌だったんですよね。デザイン、いわば外見は、クルマはある種ステータスを表すものなので、人によって大きく分かれるところだと思います。

走行性能、安全性は、一定の基準をクリアしたものが世に出ているわけですから、これも結構抽象的です。安全性は、ボディ剛性、レーダーブレーキなどの先進機能搭載といった要素に分解できますし、走行性能が担保されていることがある種の安全性だったりもします。なので、この辺はいったん頭の片隅においておくくらいにします。あと、かなり雑な発想ではありますが、ある程度年式が新しめのクルマならいいだろう、という考え方になりました。

燃費やメンテナンスフリーも同様ですね。年式新しめ、かつ、低燃費が実現しやすい軽自動車という方針につながっていきます。

デザインの2分類。かっこいい系か、かわいい系か

定性的な要素であるデザインですが、自分の中では世の車は大きく2種類に分けられるかなと感じました。それはかっこいい系(男性的)、かわいい系(女性的)。全体のフォルムやフロント、リアの雰囲気で決まると思います。が、もっとも特徴づけると思うのがフロントランプです。車の正面って顔みたいですよね。顔に例えたとき、目にあたるのがランプ。この目が、吊り上がっているのか、まん丸なのかでだいぶ印象が変わってきます。最近の車はシュッと吊り上がっている感じなのが多い気がしてます、特にトヨタとか。

例えば、かっこいい系は、ヤリス、ヴェゼル、ミライース、、、かわいい系は、ハスラー、フィアット500、ムーヴキャンパス、、、などなど。もちろん濃い薄い、中間的というのおありますが、だいたい道を走っている車を眺めていると、大別できるのではないでしょうか。で、個人的には「限りなく中間に近いかわいい系」を狙っていました。現行のアルトラパン、ミラココアみたいな「明らかに女性ターゲットですよ」というのは行きすぎだけど、ぶりぶりしすぎない程よいかわいい系です。威圧感を感じない、飽きの来ない感じがいいなと思ってました。

軽か、普通車か

軽で十分、というのが筆者の結論です。ここに至るまでに「ボディ剛性による安全性」「長距離ドライブ時の安定した走行性」と「税金の安さ」「街乗りの際の小回り」のトレードオフで悩んだのですが、「軽自動車だって安全基準をクリアしているわけだし、自分は高速道路をしょっちゅう使うわけでもないし、安さこそ大正義!」となりました。

新車か、中古車か

これに関しても、「中古車で十分」。でも、「買う前に現物を見る」というのが前提です。今はインターネット経由で遠方の店から買えたり、何ならヤフオクでも買えますが、ここは気にしました。そもそも初めてのマイカーなので、「どこで買うか」はしっかり考えました。「中古車は販売店選び」とはよく言ったものです。先にあげた条件「メンテナンスフリー」の実現のために最善を尽くさなければなりません。最終的には家から頑張れば徒歩で行けるような距離かつメーカーの認定ディーラーで購入し、対応も満足でした。

中古車だと生産終了モデルも含めて検討できるので、種類の選択肢が増えるというもいいところです。あとは初めてなので、心理的には「もし傷をつけてもショックを抑制できる」というのもメリットですね(笑)次の「年式や走行距離」にも関わってきますが、使用感出すぎていなければ中古車のほうがコスト面で圧倒的にお得だと思います。

年式と走行距離の考え方

車に詳しい方々が、ブログ記事やYouTubeで話してくていると思うので(自分も見ました)、専門的な部分を含めて理解しておくのが正しいと思います。筆者は「~13年落ち、~6万キロ」を条件にしました。どこを起点にするかによりますが、13年落ちくらいなら「前の世代のクルマ」という印象はそこまで受けないですし、6万キロも「まだまだ」という距離です。

予算はスモールスタートで

特に初めてのマイカーであれば、スモールスタートが基本だと思います。当然多い方が選択肢は増えますが、車種にこだわりすぎないのであれば、無数に存在する中古車市場のなかで選択肢を減らすのも大事です。カーセンサーやグーネットで相場感をつかんで決めるのがいいかと。ちなみに自分が設定した30万円は最低ラインですね。あるあるですが、いろいろ調べていくうちに「50万でもいいかな」と途中で引き上げようとも思ったところを思いとどまりました(笑)予算ばかりはお財布事情次第ですが、特に筆者のような「週末利用メイン」であれば、「スモールスタート」の意識で設定するのがいいと思ってます。

ダイハツ・ミラ(L275S)を購入、今のところは大満足

買ったクルマは、ダイハツ・ミラの7代目モデル(型番:L275S)。2009年式です。新車時の価格は100万円だったみたいですね。筆者の購入価格は車検込みで27万円でした。

ミラといえば、スズキのアルトと双璧をなす最安の軽ハッチバック。自分が買ったモデルは、グレードでいうとそこそこ高めで、瞬間燃費計やタコメーター、パワーウィンドウも当たり前に搭載してます。廉価グレードだと、このクラスの車種の場合は省略しているものもあるみたいですから。この記事の趣旨が選び方なので、この車の詳細までは語らないのですが、「え、これついてないの?」みたいなことはありません。

ミラという名前の新車はもう発売されておらず、この7代目が最終モデルで、完成形と言えます。後継はミライースとなるのですが、ミライースのデザインはかっこいい路線なので、こちらは程よくかわいいフロントマスクなのもいいですね。室内の高さも若干ミラの方が広いです。燃費は最小サイズ軽の最大の強みなので、カタログ燃費で25.5km。色はメタリック系のゴールドなので、白や黒に比べれば汚れも目立たず、頻繁に洗車しなくても見栄えを保てるのもいいですね!経済的にとても優秀です。

てな感じで、居住性や機能は「必要十分」のコスト優等生と出会えたと思っています。近所の認定ディーラーで購入できた点も安心です。「禁煙車」「ワンオーナー」とグーネットに記載あったのですが、使用感はまったく気になっていません。グーネットで調べていた時に条件のいい車を見つけて、取り扱っている店がド近所だったので、即見学予約でした。納車1カ月乗ってみて楽しく運転できているので、これからも大切にしていきたいです! みなさんも素敵なクルマと出会えますように。

▼画像出典、参考リンク(グーネットのカタログ情報)
https://www.goo-net.com/catalog/DAIHATSU/MIRA/

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