こんな理由では買わない!消費の基本方針【知的生活論3】

生活するうえで個人的に考えていることを、「知的生活論」と題して、いくつかの切り口でメモがてら、まとめていきたいと思います。3回目のテーマは「消費(買い物)」です。

何かモノやサービスを検討する際、買うか買わないかの決断が行われるわけですが、その基準はその時々。後悔しないようなるべく慎重にいきたいもので、なにか汎用性のある基本方針的なものがあると、いいかもしれません。

そこで、私は「こんな理由では買わない!」という方針を持っています。こんな理由、というのは4つ。

  1. 見栄で買わない
  2. 「いつか使う」で買わない
  3. 「安いから」で買わない
  4. 「せっかくだから」で買わない

1は、ブランド品が代表例。コスパとの兼ね合いなのですが、同じ機能のものでも、当然、ブランド品は価格が高くなるわけで、そこは見栄を抑えるほうが手っ取り早いと思っています。

2は、3とも絡んでくるんですが、「セール品だから買っておこう」といって溜め込んでしまったり、「いずれ(次の季節や数年後のライフステージの変化に備えてなど)は使うだろう」という言い訳で、ファッションアイテムや雑貨を買ってしまう消費です。「いつか使う」の「いつか」は、なかなか来ません!

3については、私が最も失敗しているケース。「安いから、セール品だから」というのは、とても便利な言い訳です。「必要か、不必要か」という本題からずらし、「高いか、安いか」の対立にすることで、買うためのハードルが下がります。そもそも、「安い」が理由になっている時点で思考停止しているといっても過言ではありません。ものやサービスを決める際、価格は定量的な情報で、他と比較しやすく便利なのですが、買うべき他の要素があったうえで、価格に着目するべきです。安いから“だけ”では買うべきではありません。

4は、旅行先で陥りがちな消費です。観光地などに行くと、「せっかく来たし」という理由でいろいろ買ってしまいがち。もちろん旅行中くらい細かいことを気にせず出費したいというのも一理ありますが、たいがい後悔してしまいます。観光地には「観光地価格」という高めの価格設定が存在するのも事実ですから、必要なものを適切な価格で買うよう心がけましょう。

これらの敵は、感情に任せた衝動買い。個人の場合、当たり前ですが決裁権は結局自分が持つことになります。何か大きめの買い物をする際には、自分自身の中で、企業が行う稟議の判断をするつもりで、明確な方針をもって意思決定をしたいものです。