安い外食チェーン、お得な時間帯の活用、簡単な自炊術。節約メシを考えるの巻【小説で学ぶ節約】

節約意識高い系の千駄木と新入社員の渋谷が登場する、小説形式で節約を学べるコンテンツです!

いざランチへ

千駄木と渋谷の勤める会社は昼休みの時間を迎えた。同僚とランチに行く社員、1人デスクで食べる社員、多種多様である。デスクで仕事を一段落させた渋谷に、同じフロアの千駄木が後ろから声を掛ける。

千駄木「よし、午後イチで三角ソフトに訪問しなきゃだから、どっかでメシ食ってそのまま行っちゃうか」
渋谷「お、いいっすね。何食いますー?」
千駄木「ここはひとつ、先輩に任せてくれ」
渋谷「うまい店教えてくださいよ!この辺はメシ屋も飲み屋も多いですし色々開拓なきゃと思ってるんですよ。彼女も連れていってあげたいなあ」
千駄木「そんなの自分で探せよ。今から行くのは君も知ってる名店さ」
渋谷「僕も知ってる?」

千駄木はバッグを抱え、足早にフロアを出た。

数分後、賑やかな通りに面するとある飲食店の前に2人はいた。

千駄木「よし着いたぞ。入ろうか」
渋谷「なるほど、そうきましたか。千駄木さんらしいっすね、、、」
千駄木「節約サラリーマンの味方、吉野家さ」

牛丼はサラリーマンの味方

渋谷「僕もよく行きますよ。まあ、すき家派なんですけどね」
千駄木「それは聞き捨てならんな。しかし派閥があるといえど、同じ牛丼好き同士仲良くしよう」
渋谷「ははは。とりあえず入りましょか」

カウンター席に座り、千駄木はコモサラセット(400円)、渋谷は牛丼並盛り(380円)を注文した。注文後、数分もすれば2人の前にホカホカの牛丼が並ぶ。

渋谷「いやあ。これが380円とはびっくりですよね」
千駄木「うむ。僕の学生時代は280円だったなあ」
渋谷「それは奇跡ですね。380円でも十分すぎるほど安いのに」
千駄木「紅生姜は乗せ放題と」

千駄木の小盛り牛丼の上には肉が見えなくなるほどの紅生姜がのせられた。その上に大量の七味がふりかけられる。

渋谷「千駄木さん、貧乏性が出てますよ」
千駄木「いやあ、たまらん」
渋谷「てか、小盛りで足りるんすか?」
千駄木「昔は特盛だったけど、今はメタボも気になってるしサラダもついてくるコモサラだな。400円でサラダと牛丼食べれるのは贅沢だよねえ」
渋谷「ちょっと、歳とったんじゃないですか。確かにサラダはありがたいですけどね」
千駄木「ちょっと食べたい時にも、ありがたいセットなんだなあ。夜には吉呑み。ビールと牛皿、吉野家最高だよ。やっぱ牛丼チェーンのドンだね。そういえば、渋谷君はすき家派といっていたね。その心は」
渋谷「高菜明太マヨ牛丼と3種のチーズ牛丼が好きなんですよね。トッピングの豊富さがすき家の強みです」
千駄木「なるほど。すき家行くとメニューがたくさんあって迷うんだよなあ」
渋谷「松屋も捨てがたいですね。牛丼だけでなく定食系がアツい」
千駄木「同じ料金で牛丼に味噌汁がついてくるのもありがたい」
渋谷「何にせよ、安い、早い、うまいの牛丼はサラリーマンの味方ですね」
千駄木「外国人観光客にとっては日本の名物になっているらしい。日本が世界に誇るファストフードさ」

コスパよし。丼ものチェーン

食事を終え、お茶をすする2人。雑談はさらに盛り上がる。

渋谷「うまかったあ」
千駄木「牛丼後の熱い緑茶は最高だね」
渋谷「千駄木さんは普段どんな所でランチしてるんですか?」
千駄木「ここの吉野家でしょ、あとは、天ぷら食いたかったらてんや行くし、カツだったらかつや。そう考えると丼ものチェーンが多いなあ。昼は500円で収めるのを目標にしてるよ」
渋谷「てんやとかつやは僕もお世話になってるなあ。てんやは毎月18日だけ食える390円のサンキュー天丼、かつやは次回100円割引券がお得ですよね」
千駄木「そうそう。サラリーマンにとって食費の節約は重要だからな。君も頑張っているみたいじゃないか」
渋谷「そうですねえ。少し価格帯はあがりますが、すた丼なんかもまさに男のどんぶりですよね」
千駄木「ガツンとしたニンニクがたまらないよな。勤務中はちょっと食べにくいけどね(笑)」
渋谷「まあ先輩におごってもらうのが1番の節約ですけどね」
千駄木「本人の前でいうか。でも1年目の特権だよ、来年になれば君もおごる側だね」
渋谷「ははは。今度は牛丼以外お願いしますね」

居酒屋ランチはなかなかお得

千駄木「んじゃ、次は居酒屋でもどうだ」
渋谷「呑みですか、いいっすね」
千駄木「いや昼休憩でだよ」
渋谷「さすがに仕事中はまずいですって」
千駄木「居酒屋ランチさ」
渋谷「ああ、やってるお店多いですよね」
千駄木「居酒屋って肉、魚、野菜、いろんなメニューがあるでしょ。夜は酒のつまみとして活躍するわけだけど、昼は彼らが主役になるわけさ。定食メニューがお得に食べれる所が多いよ。扱う食材が多ければ、焼肉定食から海鮮丼まで豊富なメニューが食べれるし」
渋谷「値段も定食としては安い店が多い印象です。でも店の雰囲気から、どうしても呑みたくなっちゃうんだよなあ」
千駄木「そうかなあ(笑)居酒屋に限らずランチはお得なお店が多いから、贅沢な食事をとりたい場合、僕は夜よりも昼に行くのを心がけているよ。これも大事な節約法だね」
渋谷「なるほど。焼肉屋でも定食屋でも平日ランチってお得ですよね」

早起きは三文以上得の法則

千駄木「飲食店においては、概して時間の早さと値段の安さは比例するよね。もちろん簡素で量が少ないってのもあるけど、モーニングはもっと安いよ」
渋谷「朝メニューを打ち出している所だと、蕎麦屋さんとかカレー屋さんも安くなってますよね」
千駄木「健康のためにも僕は朝ごはんはしっかり食べるんだ。300円くらいでしっかり食べれたりするから嬉しいわ。吉野家をはじめとする牛丼チェーンにもお得な朝メニューがあるね」
渋谷「僕は基本軽めにすませるんですけど、時々早く出社して喫茶店のモーニング行ったりします。コメダ珈琲は400数円のコーヒー頼めば、午前11時までならトーストにゆで卵がつきますね」
千駄木「あれは嬉しいね。やっぱ朝はお得だなあ。早起きは三文の得いうけど数百円は得するよ」
渋谷「朝活万歳です。朝の喫茶店での、ちょっとした仕事や読書は捗るんですよね」
千駄木「頭がスッキリしてるよね。それに同じ量の飯でも夜食べるより朝昼に食べた方が太りにくいなんてことも聞いたことあるなあ」
渋谷「なるほど。千駄木さん、そういうのも気にしてるんですね」
千駄木「油断できない年齢になってきたからな、、、」

やっぱり自炊が1番

渋谷「外食ばかりもよくないと思いますよ」
千駄木「確かにそうだね。特に、丼モノなんかはカロリー高いしバランス偏りがちっていうし」
渋谷「僕も、なるべく自炊しようっていう意識はあるんですが、忙しいとどうしてもねえ。休みの日とかは彼女と家で一緒に作ったりとかもあるんですけど」
千駄木「ちょいちょいノロケるよな君。でも経済的な面でも自炊は重要だよ。正直、自炊するのが1番の食費節約だと思う」
渋谷「料理もやってみると楽しいんですよね。凝りだすとお金もかかりますけど」
千駄木「僕は節約のために、一時期もやしばっか炒めて食べてたなあ。あとは、豆腐とか納豆とか。たまに肉が食いたくなったら鶏のささみ。卵買った時はチャーハンにオムライス、卵かけご飯。簡単なものばかり食べてたなあ」
渋谷「僕も学生時代は、カレーとかシチューとか簡単な鍋物多かったですよ。冬はだしとって鍋やったなあ」
千駄木「よく使う食材を1週間分買っといて自炊すると、お金の管理もしやすいし、あるもので作ろうとするから節約におすすめだよ。買い足さず冷蔵庫にあるもので作るってのがポイントね。制約があるからこそ自分が試されている気がするし、時には節約創作料理が生まれることもあるんだ。やっぱ節約はクリエイティブな行いだね」
渋谷「本当に忙しい時は、炊いたご飯とインスタント味噌汁だけ用意しといて、あとは惣菜ってのもやってました。外食するよりは安くなります」
千駄木「変動費の多くを占める食費を減らすのは節約の基本だからね。いろいろ工夫して減らしたいものだよ。てか今何時?」
渋谷「うわっ、今でないとまずいっすよ」
千駄木「吉野家のカウンターでこんなに長居するとは、、、よし急ごう」

節約談義が盛り上がり仕事の約束に遅れそうになる2人であった。