まずは固定費。格安SIMで通信費を減らそうの巻【小説で学ぶ節約】

節約意識高い系の千駄木と新入社員の渋谷が登場する、小説形式で節約を学べるコンテンツです!

すぐに効果の出る初心者向け節約法とは

千駄木「いやあ、意外と早く終わったね」
渋谷「緊張してたんですけど、あっという間でした」
千駄木「初めてだもんなあ。ちょっと喫茶店でも寄って帰ろうよ」
渋谷「あ、はい」

取引先との打ち合わせを終えたサラリーマン2人は、昼下がりの喫茶店に入店。アイスコーヒーを2つ注文し、窓側の席に座った。

渋谷「うわあ、千駄木さんミルク何個入れているんすか」
千駄木「え、いや僕、甘い方が好きなんだよね。ミルクは5個、ガムシロも2個入れてるよ」
渋谷「コーヒーじゃなくカフェラテにすればよかったじゃないですか」
千駄木「だって、ちょっと高いじゃん。牛乳じゃなくても無料のミルクでカフェラテ感味わえるし、こっちのがお得感あるんだよね」
渋谷「はあ、、、。やっぱ悪いんで、僕の分のコーヒー代払いますよ」
千駄木「いやいや、そういうんじゃない。上司が部下におごるのは当然だって。これは趣味みたいなもんだからさ」
渋谷「趣味かあ」
千駄木「節約ってのはねえクリエイティブな行いなんだ。工夫ひとつで出費を抑えられるって面白くはないかい?」
渋谷「ふむ。確かに、節約は大事っすよね。僕も今年から1人暮らしはじめて出費が増えましたよ。社会人といえど、まだ1年目だし」

千駄木は目を輝かせた。

千駄木「そうかあ。僕でよければ相談のるよ?可愛い部下に節約法を伝授しようじゃないか」
渋谷「はあ、ありがとうございます」

そして、勝手に喋り始めた。

千駄木「まずは節約の基本的な部分ね。今やってる、貧乏カフェラテみたいなのは節約の本質的なところじゃないから。もっと見直すべき大事なことがある」
渋谷「貧乏カフェラテって(笑)でも節約って、みすぼらしいイメージがあるなあ」
千駄木「確かに、カフェラテ飲みたいのにアイスコーヒーにミルク大量に入れてごまかしてるのは、みすぼらしいかもしれない。安い食材を駆使して作る節約料理もみすぼらしいかもしれない。でも、僕は工夫の結晶であるゆえにクリエイティブで美しいと思うな」
渋谷「はあ、、、」
千駄木「といっても、貧乏くさいって一蹴されてしまう場合もあるよね(笑)それも一理あるわけだし、今回はそういう10円単位を切り詰めるやつじゃなくて、すぐに効果が現れる、もっと抜本的な節約の基本を伝授するよ」
渋谷「おお!それは嬉しいっす」

固定費と変動費

千駄木「我々の出費ってのは大きく固定費と変動費にわけられるんだ」
渋谷「ほう。なんとなくイメージつく気がします」
千駄木「うん。固定費っては家賃とか光熱費とか通信費だね」
渋谷「変動費の代表は食費でしょうか」
千駄木「そうだね。あとは交際費かな」
渋谷「交際費はバカにならないですよね。デートはいつも僕持ちだし、この前はアクセサリー買ってあげちゃったなあ」
千駄木「え、渋谷君、彼女いるの?」
渋谷「あれ、いってませんでしたっけ?割と最近できました。研修中に出会った同期で今は経理部にいるんですよ」
千駄木「うはあ、隅に置けんなあ。うはあ」
渋谷「千駄木さんはそういうのないんですか?」
千駄木「え、僕はさあ、作らない主義なの。ほら、節約が趣味っていったでしょ。彼女なんか1番の出費だよ」
渋谷「うわ、ちょっと今の発言はやばいですって先輩。訂正しないと。強がりですよね?」
千駄木「ま、まあ価値観のあう子ならいいかな」

ばつの悪い様子の千駄木は、強引に話を戻した。

千駄木「というか、固定費と変動費の話。まず、渋谷君はひと月の固定費把握してる?」
渋谷「んで、今度は水族館行こうってなって、、、、!ああ、はい!固定費ですね。家賃は6万円、光熱費は1万円弱で通信費も同じく1万円弱ってとこかなあ」
千駄木「8万いかないくらい、ってことか。変動費はわかる?」
渋谷「変動費は月によってかなり違いますからねえ。ほら、先月なんかは土日で温泉行っちゃったんですよ!彼女がいき」
千駄木「彼女の話はいいや」
渋谷「す、すいません」
千駄木「さっき抜本的な節約の基本っていったけど、今回は固定費にフォーカスするわけさ。一般的に節約術っていうと日々の買い物で工夫するとか、変動費を扱うんだけど、彼女に貢いでるペーペーの節約初心者の場合、まずは固定費だね」
渋谷「なんか悪意ありますよね?貢いでるって人聞き悪いなあ」

固定費の削減を検討する

千駄木「固定費を減らすのは難しいんだよね。今から家賃下げることはできないでしょ?」
渋谷「まあ、引越しは面倒ですし、お金かかりますからね」
千駄木「本当は新生活前とかに見直すといいんだけどね。条件と家賃のせめぎ合いの中で、僕なんかは必死に家探しをしたよ」
渋谷「千駄木さん、どんな家住んでるんですか?」
千駄木「家賃3万円。会社が交通費支給してくれるギリギリのエリアに住んでるよ。田舎だから間取りとか設備はこっちの家賃6万と変わらないレベルだと思う」
渋谷「さすが、、、通勤辛くないっすか?」
千駄木「僕の優先順位では、とにかく節約第一だからさ」
渋谷「通勤時間は犠牲にできるってことですね、、、価値観は人それぞれですね」
千駄木「うん。僕のは極論だけど、安い物件探しは重要だってことは知ってほしいな。月数千円安いだけでも違うよ」
渋谷「僕の場合は手遅れですもんね」
千駄木「だから、別の固定費だ。光熱費はどうだろう?」
渋谷「電気、水道、ガス。つけっぱなしとか、使いすぎはしないよう心がけていますよ?」
千駄木「うん、素晴らしい。これも意識することはできても、今すぐ大きく削減するのは難しいね」
渋谷「千駄木さんは、電気つけずに生活したり、夏はうちわ、冬は毛布でがんばったりしてそうですね」
千駄木「小さな照明器具で夜を過ごしたり、そもそも夜更かしをやめたりはしたなあ。冷暖房の省エネも大きな課題だよね。電気すごい食うからさ。そりゃあ、色々ためしたさ、、、」
渋谷「おお、効果テキメンでした?」
千駄木「それが、そこまで変わらんのよ。もちろん安くはなったけども、頑張ったほどには返ってきてないっていうか。光熱費を減らそうと頑張るのは、コストパフォーマンス悪い」
渋谷「んじゃ、あれやこれや工夫するのは無駄だと?」
千駄木「無駄ではないさ。ほら、僕みたいな節約オタクの場合は、工夫して少しでも減らすってことに喜びを感じるからさ。自らの工夫によって、少しでも無駄遣いを減らし、使える新たなお金を生み出す。節約ってのはクリエイティブな行いなんだ」
渋谷「はあ」
千駄木「まあ、初心者には向かないな。気楽に節約していくなら、光熱費も今まで通りでいいさ。残るは通信費」
渋谷「いいんですね。通信費かあ、スマホが7000円、部屋のインターネット回線に3000円って感じですかね」
千駄木「月1万円か。ちなみに僕は月に1600円だ。」
渋谷「安い!」

格安SIM運用で通信費を圧倒的に削減

千駄木「今流行ってる格安SIMってやつだよ」
渋谷「ああ、CMとかやってますね。UQだの、マイネオだの色々あってよくわからないです」
千駄木「うんうん。DMM、楽天、LINEあたりもやってるな。そういう会社はMVNOっていって、ドコモやauの回線を借りて提供しているんだよ。価格競争してるから料金は安くなってるけど、通信の品質については、やっぱ大手キャリアのが安定しているみたいね」
渋谷「千駄木さんはどこと契約しているんですか?」
千駄木「IIJmio。IIJはMVNO業界の中では老舗で信頼できるかなって。僕も前はソフトバンクだったけど、IIJにしても通信は安定してて気になる所はないな」
渋谷「例えば、僕が今使ってるドコモのiPhone 6sを格安SIMで使いたいって場合すぐできるんですか?」
千駄木「ドコモだったら、ドコモ回線使った格安SIMならすぐ使えるよ。ちなみに、auでもau回線で提供している所ならオッケー。IIJは両方あったかな」
渋谷「ソフトバンクは?」
千駄木「ソフトバンク回線のMVNOは今んとこないんだ。だから僕は泣く泣くSIMフリーのスマートフォンを買ったよ」
渋谷「なんか難しいイメージあるんですよね。SEの友達も最近格安SIMにしたっていってたなあ。なんだかんだ三大キャリアはサポートしっかりしてるいうし、確かに月2000円以内で収まるのは魅力的ですけど、格安SIMっていい話ばかりじゃないんでしょう?」
千駄木「ふふふふ、いい質問だ。盛り上がって来たね。わかったわかった、んじゃこれを見てもらおう」

そういうと、千駄木はカバンからノートPCを取り出し、カタカタと何かを打ち始めた。

渋谷「あのー、、、」
千駄木(カタカタカタカタ)
渋谷「千駄木さーん」
千駄木(カタカタカタカタ、、、、カタッ)

千駄木「よおし。これを見てくれ」

千駄木はディスプレイを渋谷の方に向けた。ディスプレイ上は大きな黒字で埋め尽くされていた。

格安SIMのメリット・デメリット。IIJmioを事例に

メリット:圧倒的に安い。月3GBのデータ容量で1600円(税別)
デメリット:①通話料20円/30秒。通話が多い人の場合、かけ放題プランのある大手キャリアのほうが安い場合も。(butみおふぉんアプリ使用で半額にはできる)②店舗窓口でのサポートがない不安。(but同じくIIJ提供のBICSIMならビックカメラにカウンターが存在する)

IIJmio – 大手MVNO・インターネットイニシアティブ提供の格安SIM。みおふぉんでおなじみ。詳細情報・ご契約はこちら

千駄木「ざっくりだけど、こんな感じかなあ」
渋谷「ほうほう、確かにビックカメラにBICSIMカウンターってのありますねえ」
千駄木「ネット上で手続きするのが面倒って場合も楽だよね。BICSIMはプランもIIJと一緒なんだ。おすすめだよ」
渋谷「てことは、月1600円でいけるのかあ。3ギガで足りてます?」
千駄木「僕はプライベートではほとんど通話しないし、ゲームとか動画とかの利用もほとんどないから月3ギガで十分。なんかあれば追加クーポンもあるし、まあ速度制限かかってもLINEとかは全然使えるしね」
渋谷「確かにプライベートの電話はLINEで済ませちゃうなあ。外出先ではゲームとかもしないし家のネット回線そのまま使えば、僕も間に合いそう。千駄木さん家はネットつながっていないんですよね」
千駄木「そうだねえ。それも考えると最初は10GBのプランにしようと思ったのよ。僕YouTubeとかは利用したいしさ」
渋谷「はいはい」
千駄木「でも結局、会社とか営業中のカフェとかでWi-Fi使えるしさ、そういうとこでClipboxいうアプリを活用して、見たい動画を保存しとくのね」
渋谷「千駄木さん、さっきもさりげなくYouTube開いてましたね、、、」
千駄木「見えてた?ここも無料Wi-Fi使えるんだよねえ。最近は街を歩けばWi-Fiスポットだらけ。天国だよ」
渋谷「Wi-Fiこじき、、、」
千駄木「え、なんだって?Wi-Fiの活用こそ通信費節約のキモだよ。てなわけで、家は完全オフラインでもYouTubeが楽しめるんですね。ダウンロードしてるから広告も非表示だし」

Clipbox – PDF、動画、音楽を簡単に保存できる万能iOS/Androidアプリ。オフィシャルサイトはこちら

渋谷「はあ、まあいいや。んで、僕のiPhone 6sも格安simで運用できるんですかね」
千駄木「うんうん。SIMロック解除してもらえば、SIMフリーとして使えるね。それでMVNOにMNP転入するでしょ、それで新しいSIMを挿入すれば、通話やテザリング、アプリの利用はこれまでと変わらずできる。そんで月額だけ5000円以上安くなっちゃうわけよ。どうです渋谷くん?」
渋谷「それはすごい、、、」
千駄木「格安SIMのすごさ、お分かりいただけたみたいだね」
渋谷「なんか妙に生き生きしてるなあ。てか普段の営業もそんな感じでやればいいんじゃないすか」
千駄木「」
渋谷「あ、すみません」