銀座・有楽町エリアは日本随一のショッピングタウン。休みの日には買い物客で賑わいます。
ショッピング中ついつい長居してしまうのが本屋さん。今回は、銀座蔦屋書店と有楽町無印良品内のMUJI BOOKSに行ってきました。
銀座蔦屋書店
2017年4月開業の複合商業施設「GINZA SIX」の6階にあります。蔦屋書店といえば、代官山をはじめ、各地で本屋にとどらない文化発信を行う最先端の書店。従来の本屋にはないメッセージ性のあるテーマに基づいた独自の配架、洗練された内装に雑貨ありイベントありのおしゃれスポットです。
そんな蔦屋書店が、「Life At Its Best 〜最高に満たされた暮らし〜」をコンセプトにする最新ショッピングスポット「GINZA SIX」にオープンし話題を呼びました。まず最大の特徴といってもいいのが、高さ6mあるという吹き抜けスペース。アートフェア、オークション、ライブ、ファッションショーなどで使われるといいます。

360度上から下まで本棚
自分が行った時は盆栽のイベントでした。本目的じゃなくても来る価値がありそうです。

文字通り本に囲まれた空間
店内を歩いてみれば、美術館に来ているような感覚に陥ります。他の蔦屋書店同様、雑貨類も充実していて、ここでしか手に入らないような流行のアイテムも入手できます。

ここは本屋なのか美術館なのか

雑貨類も充実

天井の配管むき出し。こういうおしゃれカフェ多いですよね笑

アート
これは、たぶん1日いても飽きないな(笑)本を読みに来るもよし、イベントで来るもよし、雑貨を買いに来るもよし、なんなら散歩だけでもよしの本を軸にした心地よい空間がそこにありました。

手前から奥まで本、本、本。

届かない、、、店員さん呼ばないと

座って読めるのいいですね
有楽町・MUJI BOOKS
銀座の蔦屋書店を後にし向かったのは有楽町。無印良品有楽町はJR有楽町駅前の便利な場所にあります。エスカレーターを上がって奥に進むとMUJI BOOKSがみえます。
無印良品は全国に多数あれど、MUJI BOOKSは国内9店舗(2017年6月時点)のみ。無印らしさが詰まった本屋になっています。

置き方がもうおしゃれ

無印らしい日常生活と結びつくテーマ

「本の本」の本

無印良品が手掛ける本も。無印らしい表紙デザインがナイスです
本を読むカウンター席のようなスペースも用意されています。無印良品での買い物に疲れたらちょっと本でも読んで休んでみるのもアリかもしれません。セルフ式のコーヒーマシンがあって、100円でコーヒーが飲めます。自分はカップを置き忘れ、コーヒー1杯分無駄にしてしまいました、、、みなさんは気をつけてください(笑)
- 緑を眺めながら読書。この植物だって商品
- カップを先に置きましょう
ここも1日いれるなあ(2回目)。無印良品に本があると、インテリア本を読んで早速アイテムを買ってみる、なんてこともできますね。本と雑貨は相性バッチリです。

無印良品入口にて。MUJIBOOKS関係ないけど面白いので撮ってみた
銀座・有楽町エリアの2つの最先端書店は、いずれも「モノ消費からコト消費」の購買トレンドを表しているような気がしました。書店で本が売れないといわれる時代に、本を必死で売るのでなく、雑貨、イベント、空間で勝負する。本はあくまで雰囲気作りのツール、インテリア的なもの。その結果、なぜか本が売れたりする。面白いものです。