私事ですが、2年以上使ったSoftbankのiPhone 6から、MNPでBIC SIMの音声通話SIMを契約し、Windows 10 Mobileを搭載した「WPJ40-10」という1万円くらいの(いわゆる格安スマホ)で運用していくことになりました。
(WPJ40-10についてや、BIC SIMへのMNP転入の経緯は別の記事参照)


WPJ40-10は以前から「主にテザリング専用のサブ機」として持っていたので、今回いわば「メイン機」に昇格したことになります。それに伴い新たな使い方をはじめたのですが、その際に何点か問題が生じ苦労したわけです。
LINEの通知がこない?
まずはLINE(というか本記事ではLINEについてのみ扱うことにします)。記事タイトルや章タイトルに「通知がこない?」なんて、煽りっぽく書いてしまっているので最初にいいますが、通知は来ます。
ただ結構、通知が来るようになるまで、どこをいじればいいか、わからず苦労しました。LINEアプリの設定はもちろん、WPJ40-10(Windows Phone共通かな?)の本体設定にある「通知とアクション」をいじってもリアルタイムで通知してくれません。
これでは、せっかくネットに常時接続してるのに、連絡をすぐ見れる事ができず意味ないじゃないかと。
答えは「バックグラウンド実行の許可」
「設定>プライバシー>バックグラウンドアプリ」で、LINEのタブをオンにします。そしたらアプリ起動時でなくとも、通知が来るようになりました。
簡単なことなんだけど、わかりませんでした。iPhoneだと「設定>通知」だったと思うので、まさか「プライバシー」に行くとは思ってもなかったのです。
ちなみに、これは本体のアップデート前にやったので、最新バージョンだと事情は少し違って来るかもしれません。バージョン名とかは覚えてませんが、去年1月くらいから更新してなくて最近、メイン機にしたのをいい機会として、やっとアップデートしました。
Windows Phone版LINEについて
まあ通知問題は解決したので、Windows PhoneにおけるLINEの使い勝手を少し述べたいと思います。基本的にはiOSやAndroidと同じです。タイムラインも見られます。
友だち、トーク、友だち追加、タイムラインという各タブには、スワイプによって移動できます。Windows Phoneアプリの多くは、スワイプによるメニュー移動に対応しています。あるアプリに関していえば、最初どこで設定するのかわからず、設定のボタンもないので適当にスワイプしてみたら設定画面に飛びました(笑)とりあえずスワイプ、がWindows Phoneアプリの鉄則です。
また、Windows Phoneといえばタイルデザインのスタート画面。アプリによってはアイコンとなるタイル自体に情報を表示してくれます。LINEもそのひとつ。誰かからLINEが来た際に、その人の「プロフィール画像」と「テキスト内容」を表示してくれます。これは見た方が早いと思うのでスクショしてみました。
スイカペンギン可愛いですね。
ロック画面には「LINEの未読件数」のみ下に小さく表示されます。iPhoneみたくロック画面にテキストを並べることはできなそうです。それより、Bingのランダム背景が表示している謎の青モップが気になります。
以上、Windows PhoneのLINE事情でした。Windows Phoneユーザー、検討者に少しでも参考にしていただければと思います。いまや生活に欠かせなくなっているLINEですから、もし満足に使えない、通知がこないとなれば「やっぱiOS、Androidだな」となってしましますよね。大丈夫です、通知来ますし、普通に使えます。
追記(2017.2.3)
大事な機能を書き忘れたので追記します!
Windows Phoneのスタート画面上部を、下方向にスワイプするとクイックアクション(懐中電灯やカメラなどを起動できるショートカットの集合、iPhoneでいうとコントロールセンターってやつです)および通知バーが表示されます。通知バーにはLINEの受信テキストも表示され、アプリを起動することなく内容を確認できます。既読つけず見れるのは何かと便利ですね。さらに、すごいのは通知バーから直接返信できること。バーのテキストをタップすると、入力ボックスが出てきて文字を打てます!スタンプは返せませんが、これまた便利な機能です!