就活やめたい学生へ。就職活動は時間とお金の無駄なのか調べてみた

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早いもので4月も後半。17卒といわれる大学生の就職活動も本格化しています。すでにエントリーシートや面接の結果連絡がきている企業もあり、通過することもあれば“お祈り”されることもあるでしょう。

数社から「ご期待に添えない結果となりました」「今後のご検討をお祈り致します」といったメールが来れば、そりゃ誰だって凹みます。量の多いESを何枚もこなし、面接の緊張感と戦い、肉体的にも精神的にもつらい就職活動。その結果が報われないとなると、もうどうにでもなれという気分にもなりますね。

就活生誰しも一度は「就活やめたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。正直、新卒の就活は煩雑でとても面倒です。「説明会→ES→グループディスカッション→筆記試験→1次面接→2次面接→最終面接」のようにいくつものステップを踏まなければなりません。終盤で落とされると「どうせ落とすならもっと早く落としてよ」と落胆ぶりは計り知れないです。

大学生の就職活動は負担が大きい

就職活動はブラックボックス。もちろん内定をとりやすい学生と、とりにくい学生に傾向はありますが、高校・大学入学時の一般入試と違い偏差値の世界ではありません。筆記試験の点数で落とされれば「勉強が足りなかった」と納得もいきますが、面接で落とされると人格を否定された気にもなります。

結局、就活は結婚に例えられるよう、会社と学生の相性が重要です。リクルートが得するビジネスだの茶番だのいわれる現在の新卒一括採用システムですが、学生と会社に多くの選択肢を与えて相性のいいパートナーを探すという意味では合理的なのかもしれません。

といっても、このシステムにおいて学生は多くの企業の受験を強いられます。キャリタス就活の調査によれば、1人あたりの平均エントリー社数(2016年4月1日時点)は37.4社。そして、各企業は優秀な人材を確実にとるため複数回のステップで選考します。そのため学生の負担が非常に大きいです。それは就活のためにかける時間的拘束もそうですし、交通費やES郵送費など金銭的な面も当てはまります。

株式会社ディスコ | ディスコ キャリタスリサーチ | 学生調査
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就活にあてる時間でバイトしたら……

まずは時間の面。都心から電車で約30分の場所に住む学生が、都心に本社のある企業30社にエントリーしているとします。エントリーシートの分量は様々ですが、1社あたりに2時間かけ、全30社の個別説明会(所要時間2h)に参加したとしましょう。

この時点で、ES作成時間60h+説明会90h(2h+往復1hを30社分)=150hです。(説明会を1日にまとめて行くこともあるでしょうが、そこは無視で)

また、ES&説明会以降の選考ステップをすべて2hで開催するとして

ESは15社通過し1次面接に行くと+45h、1次面接は8社に通過し筆記試験に進むと+24h、筆記試験は4社通過し2次面接に進むと+12h、2次面接は2社通過し最終面接に進むと+6h。ES説明会の分も合わせて就活全体で237時間となりました。

この時間分、時給1000円のバイトをしたら23万7000円稼げるわけです。どんぶり勘定でツッコミどころ満載のデータですが、少しでも参考になれば幸いです。

交通費がかさむ就活。平均総額は15万円

続いてお金の話。こちらは他サイトでデータがあったので紹介します。

就職活動ナビ.comによれば、

東京、首都圏の就活生 約10万円
その他地方の就活生 約30万円

かかるそうです。

こう見ると、交通費や宿泊費がかさむ地方在住者は不利にみえますね。

大学生必見!今のうちに就活を知っておこう。3分でわかる就職活動にかかるお金。 | 就職活動ナビ.com
大学生必見!今のうちに就活を知っておこう。3分でわかる就職活動にかかるお金。

また、キャリタス就活のデータでは、平均総額15万円としています。内訳ではやはり交通費が最も多いようです。

https://job.career-tasu.jp/2017/guide/trend/column02.html

まとめ

就職活動は、多大な時間とお金を費やします。ただ、就活は無駄と結論付けるつもりはありません。現状、新卒一括採用のシステムに乗っかることが安定した生活のための1番の方法かと思います。将来のための投資と捉えれば安いのかもしれません。それも内定をとれればの話ですが…

就活で自殺という事件もありましたが、実際就活で気を病む人はたくさんいると思います。そうした際のストレス発散法は持っておくべきですし、もし本当に追い込まれたら就活から逃げ出したっていいと思います。

なにがあっても命が1番大事。就職しない生き方もあれば、新卒でない入り方もあります。リスクマネジメントとしてそうした選択肢も知っておくと、少しは気が楽になるかもしれません。

なにはともあれ、就活生のみなさんは心身の健康を大切にしながら、よりよい進路に進んでもらいたいものです。

Minto
ゆるく生きたい20代男。編プロからライター活動を開始し、旅やITなど幅広い分野で執筆中。
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