投資について – FP3級で学ぶお金の基本

お金に関する基礎知識を、ファイナンシャルプランナーの基本資格である「3級FP技能検定」から学ぶ本企画。第6回は、株式投資と投資信託の基礎を解説します。

株式投資

株式売買の注文方法には、指値注文成行注文があります。指値注文は売買の値段を指定して注文する方法。成行注文は指定せず注文する方法です。銘柄ごとに売買の最低単位単元株数が決められており、単元株未満で投資するには、株式累積投資(るいとう)株式ミニ投資といった方法を利用します。

株価指数と投資指標

毎日変動する株価を可視化してくれるのが株価指数です。代表的なものとしては、日経平均株価東証株価指数(TOPIX)があります。どちらも東証1部上場の銘柄を対象としており、前者は225銘柄、後者は上場しているすべての銘柄を扱っています。投資すべき株の判断基準になるのが投資指標です。ここでは5つ紹介します。配当利回り(%)は、投資金額に対する配当金の割合で、(1株あたりの配当金÷株価)×100で求めます。配当性向(%)は利益に占める配当の割合を示すもので、(1株あたり配当金÷1株あたり純利益)×100で求めます。株価収益率を表すPER(倍)では、株価が1株あたりの利益の何倍になっているかを示し、株価÷1株あたり純利益で求めます。株価純資産倍率を表すPBR(倍)では、株価が1株あたりの純資産の何倍となっているかを示し、株価÷1株あたり純資産で求めます。自己資本利益率を表すROE(%)では、自己資本を利用してどれだけ利益をあげたかを示し、(当期純利益÷自己資本)×100で求めます。

投資信託

投資信託は、プロに株式や債券などの運用を任せる投資スタイルです。購入時手数料運用管理費用信託財産留保額の3つのコストがかかります。投資対象によって、公社債投資信託株式投資信託に別れ、前者は公社債を中心に運用するのに対し、公社では株式を組み入れて運用できます。また、当初の募集期間後に投資信託を追加購入できるかどうかでも種類が分かれ、できるものを追加型投資信託、できないものを単位型投資信託と呼びます。そのほか、上場投資信託(ETF)や、不動産投資信託があります。

投資信託の運用スタイル

投資信託の運用スタイルには、大きくアクティブ運用パッシブ運用があります。前者が運用成果の目標とする基準値を上回ることを目標とするのに対し、後者は連動することを目指します。アクティブ運用については、手法としてトップダウン・アプローチボトムアップ・アプローチがあり、トップダウン・アプローチは「金利や為替、景気といったマクロ的分析」、ボトムアップ・アプローチは「個別企業に対する調査」に重きを置くのが特徴です。また、売り上げや利益の成長性が高いと判断される銘柄を重視することをグロース投資、利益や資産価値からみて株価が割安になっている銘柄に注目する者をバリュー投資といいます。投資信託ファンドを評価する際には、そのファンドの1口あたりの財産価値を示す基準価額で確認できるほか、ファンドが作成する目論見書(投資信託説明書)や運用報告書が投資家にとっての情報源となります。

Minto
ゆるく生きたい20代男。編プロからライター活動を開始し、旅やITなど幅広い分野で執筆中。
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